映画「ナイト&デイ(Knight and Day)」あらすじ

空港でロイ(トム・クルーズ)はジューン(キャメロン・ディアス)を目で追います。そしてロイはジューンにハチ合わせ。ジューンはロイをひと目見てウットリ。ジューンは無邪気に空港の係官に自動車部品を説明して、ロイが相変わらず見ていることには全く気が付いていません。
 
その後、一般客を締め出してロイと敵エージェントしか乗っていない筈の飛行機に、ジューンは幸か不幸か乗れてしまうのです。

敵の狙いは、ゼファーという強大パワーの永久電池です。必然的に上空の飛行機の中でロイと敵達とのバトル戦になります。

ですがスパイ業界と無縁なジューンは、ロイと敵との銃撃戦にも全く気付きません。結局、ロイは敵だけじゃなく、流れ弾でパイロットまで死なせてしまいます。そこでロイが操縦桿を握り、見事というか無事に旅客機を不時着させます。

ここからロイとジューンの逃亡劇が始まります。ロイは永久電池が敵の手に渡るのを阻止しようと頑張っているのですが、何故かCIAからは裏切ったと思われて、CIAやFBIから追われる立場になってしまいます。

腕利きCIAのロイがド素人ジューンに取った逃亡作戦は、その都度、睡眠薬でジューンを眠らせること。バトルが始まる度にジューンはロイに眠らされて、何が起きているのかサッパリ分かりません。

でもジューンも状況が徐々に分かり始めます。度重なるバトル戦とロイの現場でのブッツケ指導により場慣れしていき、なかなかのエージェントぶりを発揮していきます。

最後はロイは敵に撃たれて重症を負い、永久電池を敵に奪われてしまいますが、このゼファーは欠陥があり失敗作だったのです。それを発明者の少年は知っていましたが、敵はそれを知らず飛行機で逃走します。そして上空で飛行機もろともドッカーン!ミッションは成功して、ロイは世界を救ったのでした。ハッピーエンドです!

映画「ナイト&デイ(Knight and Day)」感想

この作品はトム・クルーズとキャメロン・ディアスの真面目なコメディです。なぜ真面目かというと、前篇通して全力疾走のアクション映画だからです。コメディ映画にありがちな手抜きは一切無く、トム・クルーズのアクション全開です。

にも関わらず、腕利きエージェントのロイ(トム・クルーズ)が、一般人のジューン(キャメロン・ディアス)を安心させようと、銃撃戦の真っ只中でも懇切丁寧に説明する場面は笑えます。路上で車の陰に隠れながら、ロイは沢山の武器をジューンに披露し、どんだけ大丈夫かを力説するのですが、それを見てジューンが尚更ドン引きするのには大笑いです。

ジューンはフツーの感覚でロイのことを「この人オカシイ!」と思うのですが、ロイには分かりません。素人の感覚とエージェントの感覚の大きなズレがたまらなく良いです。ド素人組の私にすれば、プロフェッショナルのズレた気遣いに思わずハマってしまいました。

ロイの限りないサービス精神に笑いながら、もし知らずにスパイの彼氏と付き合ったら、やっぱり私もジューンのようになりそうだなあ〜とチラチラ思いました。

トム・クルーズがここまで徹底的にコメディするのは、この作品くらいじゃないでしょうか。コメディだけど、スパイアクションも本格的なので、評価は星5です。トム・クルーズのコメディとしては一番のお気に入りです。